岩原・永渕神楽(無形民俗)

国指定 重要無形民俗文化財 昭和55年1月28日

岩原神楽は、「磐原神社の創祀沿革」によると、天慶(938~947)天暦の頃(947~957) 岡崎権六郎重良が伊勢より勧請し、奥荒に社殿を建立し、伊勢大明神として祀った際に奉納したものがはじまりと伝えられている。のち亨徳2年(1452)大洪水のため三宝山に社地を拓き、翌3年遷宮に奉納した人達の子孫が、今尚「神御子」として直接神に仕える制度が残されているところから、神楽はこの時代より始まったものと思われる。また、永渕神楽についてはその昔、戦乱に敗れた則倉佐仲というものが京都から讃岐・阿波を経てこの地に入り定住して伝えたとの説がある。この神楽も、前記のとおり岩原神楽と同種同系のものであるので両者を区別せずこれを一括して岩原永渕神楽と称する。その内容は、神祭りに際して祷屋(とうや)を立て、酒宴を開いて「散華」と称する六根清浄の行をおこない12月の月歌をうたって、時には乱舞し、その後その家の庭先で神楽を舞う。これは県下的にも他に類例を見ない貴重なものである。

楽器は大太鼓と鉦拍子である。その舞での持ち物によって、幣の舞、双刃の舞、二天の舞、弓の舞、長刃の舞、扁芸の舞、魚夫の舞、舟の舞、鍬の舞、宇賀の舞、 宝の舞、四天の舞、猩々の舞、獅子の舞等々、内容的にも豊富であるが、すでに忘失されたものもある。神楽を祷屋の庭先で舞い「散華」を行い、手面をかぶり、白装束で芸術的な所作を展開するこの神楽には芸能以前の古い名残が少なくない。

昭和55年1月28日に高知県内で同様の神楽を継承する団体(いざなぎ流御祈祷保存会,本川神楽保存会,安居神楽保存会,池川神楽保存会,多野川岩戸神楽保存会,梼原町津野山神楽保存会,東津野村津野山神楽保存会,幡多神楽保存会)とともに『土佐の神楽』として国指定 重要無形民俗文化財に登録されました。

岩原神楽

交 通

大豊ICから車で45分

開催日

10月15日(新暦)、場所は要問合せ

問い合わせ先

0887-72-0450(観光開発協会)

駐車場

なし

永渕神楽

交 通

大豊ICから車で40分

開催日

旧暦9月18日、永渕神社境内(百手と同時開催)

問い合わせ先

0887-72-0450(観光開発協会)

駐車場

なし

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