書院は前身である立川下名口番所(たじかわしもみょうくちばんしょ、立川関)までさかのぼり、『日本後紀』によれば延暦16年(797)に街道が整備され、丹治川すなわち立川(たじかわ)に駅が置かれたとある。これより都と土佐国府をむすぶ官道の要衝として立川駅は利用されていた。官道を再整備して土佐藩主参勤交代の通路としたのは六代藩主 豊隆公の享保3年(1718)からで、立川番所は土佐路最後の藩主の宿所となった。立川番所は参勤交代時の本陣として重要視され、岩佐口番所(北川村)、池川口番所(仁淀川町)とならんで土佐の三大番所の一つとなっていった。
交 通 | 大豊ICから車で20分 |
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時 間 | 外観観覧は終日可能 建物の開館は日曜/祝日のみ(午前9時から午後5時まで) 年末年始は閉館 |
所在地 | 高知県長岡郡大豊町立川下名(刈屋)28 |
料 金 | 大人 210円/小学生~高校生 100円 20名以上は団体割引 有(20%引き) ただし、身体障害者手帳、老人手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳を提示する者及び保護者の同伴する就学前幼児については無料 |
問い合わせ先 | 0887-72-0450(大豊町教育委員会) |
駐車場 | 駐車場あり(無料) |